| 内容説明 |
仏Guilde Internationale du Disque M-2242原盤。
ヴァンデルノートのバッハ録音は、1956年のレオニード・コーガンとの「ヴァイオリン協奏曲第2番」と「2つのヴァイオリンのための協奏曲(共演はエリザベス・ギレリス)」、ジャン・カサドシュとの「ピアノ協奏曲第1番&第5番」、そして「カンタータ第80番&第104番」などがあるが、大曲となる「ヨハネ受難曲」が登場。
この頃のヴァンデルノートは米Commandへのベルリオーズ「幻想交響曲」やEMIへの多くの録音を行っており、充実した時期である。そして1963年にはシカゴSO.の指揮台に立ってアメリカ・デビューを成功させ、前途洋々たる指揮者の一人であった。しかし飛行機で飛び回り、演奏会場とホテルを行き来するだけの生活に嫌気が差し、突然彼は我々の前から消え失せてしまう。そしてヴァンデルノートは以後活動をベルギー国内に限定し、レコーディングからも遠ざかってしまうのである。
その点からも、このような大曲を絶頂期に録音しておいてくれた事は実にありがたい。歌手陣も充実のラインナップ。モノラル録音。
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