| 内容説明 |
ブーレーズがオーケストラ指揮者として初めての仕事は1956年のベネズエラSO.との演奏会であった。そして1958年、ブーレーズはパリを離れてドイツのバーデン=バーデンに向かい、そこで南西ドイツ放送SO.のレジデンス作曲家として働き、病気のハンス・ロスバウトを代役からをきっかけに幾つかの小規模なコンサートを指揮し、本格的な指揮活動を開始する。1967年、健康に陰りが見え始めたジョージ・セルを補佐する形でクリーヴランドO.の首席客演指揮者に就任し、1970年にはセルに帯同して来日も果たした。
当盤ではブーレーズが指揮者として活気づいた頃のシューベルトの2曲が聴ける。「第2番」はバイエルン放送SO.との演奏だが、このオーケストラとの音源は珍しい。「第6番」はクリーヴランドO.の首席客演指揮者就任当時の演奏で、このオーケストラとのその後の密接な関係を構築する過程として興味深い。モノラル録音。
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