| 内容説明 |
カラヤンはベートーヴェン「第8番」を1961年については4月17日と23日(ヴォルフスブルク)の2回しか取り上げていない。当盤は17日のロンドンでのライヴで、この日は「第9番」も演奏された。ベルリンPO.との「第8番」は1960年4月26日のパリ・シャンゼリゼ劇場での演奏が最初で、この演奏は2回目となるもの。ごく初期の同曲ライヴだけに、これは貴重。ちなみに、ベルリンPO.との最初の交響曲全集に含まれる同曲は、翌年1962年1月23日の録音である。
シベリウス「第5番」は、1957年5月24日から26日の3日間行われた演奏会から26日の演奏で、他にヒンデミット「画家マチス」、ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」(独奏:グレン・グールド)も演奏された。なお、ベルリンPO.との同曲はこの時の演奏会で初めて取り上げられたもので、1956年は全く演奏されず、1955年はフィルハーモニアO.との米国ツアーのプログラムに組み込まれた。
当盤の2曲は、カラヤン=ベルリンPO.とのそれぞれの作品のごく初期の演奏として興味深いものである。モノラル録音。
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