| 内容説明 |
ユーゴスラヴィア解体期に多数発売された廉価盤CDの表記の混乱が凄まじかったために実態不明とも怪しまれたアントン・ナヌット。実際はユーゴスラヴィア、スロヴェニアを代表する大指揮者であり、スロヴェニアPO.、リュブリャーナ放送SO.の首席指揮者を長く務めた。リュブリャーナはマーラー自身が最初の歌劇場のポストを得た街であり、文化的にはオーストリア・ハンガリー帝国の一翼であった。そのためオーケストラの音色は懐かしい中部ヨーロッパの響きが温存されており、初出時にはアメリカン・レコードガイドで激賞されている。この「巨人」は何とも懐かしい響きを生かし私淑するブルーノ・ワルターとも共通する歌に満ちた名演。「第10番~アダージョ」は放送交響楽団の指揮者らしい現代音楽にも強いところが如実に出た刺激的な快演。高音質MQACDでの発売。MQAとはボブ・スチュワートが開発した“音楽の折り紙”と称する独自の手法で、ハイレゾ音源を少ない容量で収められることが大きな特徴。デジタルオーディオの時間軸での“音のボケ”が低減され、通常CDプレイヤーによる再生でも抜けの良さは如実。よく誤解される点だが、オリジナルが44.khzだとしてもMQAマスター制作時の作業によって上記の特色が生かされている。DIGITAL CONCERTO社からのライセンス。デジタル録音。新マスタリング。(代理店の解説より)
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