| 内容説明 |
米Vanguard VRS-427原盤。
シューベルトの交響曲ホ長調D.729は、未完成の交響曲群の中の1曲で「交響曲第7番」とも呼ばれた。旧シューベルト全集の編纂者は、ピアノ・スケッチはすでに書き終わり、あとはフルスコアに取りかかるまでになっていたと判断し、完成扱いで「交響曲第7番」の番号を与えた。しかし、新シューベルト全集の編纂者は「ほとんど何も書いていないフルスコアを「完成」とするのは早計と判断したため、番号は与えられていない。当録音はフェリックス・ワインガルトナーによって1821年のスケッチからオーケストレーションが施された補筆完成版での演奏である。
オーストリアの指揮者フランツ・リッシャウアー(1903-1972)は、ウィーン音楽アカデミーでヨーゼフ・マルクスに作曲を学び、ヘルマン・シェルヘンに指揮を学んだ。1946年にはウィーン室内O.を設立し、1947年から1952年まではウィーンSO.の指揮者を務めた。そして1956年から4年間、自身が設立したカイロSO.の音楽監督を務め、その後はアテネのギリシャ放送O.の首席指揮者を務めた。
|