内容説明 |
ヴィクトー・ショアラー(1899-1967)は、デンマークのコペンハーゲンの生まれ。 幼少時よりピアニストの母親、アウグスタ・ショアラーから基礎教育を受け、イグナーツ・フリードマンとアルトゥル・シュナーベルの薫陶も受けた。 1914年から国際的に活躍したものの、第二次世界大戦でナチス・ドイツがデンマークに侵攻してくると、ナチス政権下での演奏活動を拒否し、医学を学んだ。 1943年には家族と共にスウェーデンに亡命している。 1948年にはピアニストとしてアメリカ・ツアーを行って健在を示し、1964年にはデンマーク音楽院の教授に就任した。
このブラームス「第2番」は放送用録音だが、ガラグリーとデンマーク放送SO.とは1961年9月23日にチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」を共演しており、米Mercuryにベートーヴェン「皇帝」のセッション録音もしている。何度も共演しているだけに、当盤でも抜群のコンビネーションを見せている。モノラル録音。
|