内容説明 |
米Urania URLP7098原盤。
エルネスト・ボルサムスキーは本名をErnest Eichelといい、ウクライナのガリツィア地方サンボル(Sambor)の出身。ウィーンとケルンで学び、ルクセンブルクのオーケストラでヴァイオリン奏者を務めていたが、時に指揮台に立つこともあったという。第二次大戦後に客演で訪れたヘルマン・アーベントロートに指揮の才能を認められ、ライプツィヒに招かれたのち、ベルリンなどドイツ各地のオーケストラを指揮した。1949年にはベルリンPO.も振ったとの事である。
1956年にドレスデンのオーケストラを指揮したとの事だが、その後の動向は不明である。
ともかく、この指揮者については謎も多く、写真すら一枚も確認できていない。もちろん録音も非常に少ないだけに、実に貴重な音源と言える。モノラル録音。
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