内容説明 |
ホーレンシュタインが頻繁に客演していたウルグアイ放送SO.との演奏会ライヴ。
オーストリアの作曲家カロル・ラートハウス(1895-1954)の作品が含まれているが、ラートハウスはフランツ・シュレーカーの愛弟子で、映画音楽のジャンルでも多くの作品を残した。ユダヤ系だったため、最終的にはニューヨークに亡命した。
ホーレンシュタインは現代音楽の擁護者であり、またブルックナーやマーラーがまだ流行に乗る前からこれらの作曲家の作品を熱心に取り上げていた。オーストリアで若くして活躍を始めたにも関わらず、その後ポストに恵まれずに客演として世界中を駆け巡った名匠の、真の芸術家としての姿がここにある。モノラル録音。
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