内容説明 |
1958年の第1回チャイコフスキー国際コンクールで優勝したヴァン・クライバーンだが、ブラームスの「ピアノ協奏曲」は2曲とも音源が残っている。先に録音した「第2番」はフリッツ・ライナー=シカゴSO.で1960年のライヴ・レコーディングと1961年のセッション・レコーディングの2種がある。そして「第1番」はエーリッヒ・ラインスドルフ=ボストンSO.と1964年3月にセッション録音しており、当盤はその4ヶ月後の同じ顔触れでのライヴとなる。若き日のクライバーンの魅力が満載で、気負いのない抒情豊かなピアノが印象的な演奏。なお、第3楽章終盤から周期的ノイズがある。
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