内容説明 |
ノヴァエスは非常に幅広いレパートリーを誇っていたが、特にベートーヴェン、シューマン、ショパンを得意とし、精妙で洞察にとんだ解釈が高い評価を得た。1920年代には米RCAに多くの録音を行なっているが、最も精力的だったのは1950年代の米Voxへの録音である。この時期には、ショパンの「ピアノ協奏曲 第1番」や2曲の「ピアノ・ソナタ」、そして小品も録音している。さらにベートーヴェンやグリーグなど、得意のピアノ協奏曲も集約的に録音した。そして晩年の1960年代後半には、米Vanguard Classicsにもステレオで録音している。
当盤では得意のベートーヴェンやショパンの他にも、自国のヴィラ=ロボスやアメリカのゴットシャルクなど、広いレパートリーを誇るノヴァエスならではの名演を聴く事ができる。モノラル録音。
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