| 内容説明 |
ウィリー・フェレロ(1906-1954)は、イタリア人の両親の元に生まれたアメリカの指揮者で、主にヨーロッパやロシアで活躍した。2歳でイタリアに移住し、3歳でパリのトロカデロでオーケストラを指揮してジュール・マスネを驚嘆させた。4歳でフォリー・ベルジェールのオーケストラ、6歳でコスタンツィ劇場のコンサートを指揮し、7歳の時にはロシア皇帝ニコライ2世の招きでサンクトペテルブルクに演奏旅行に行って聖スタニスラウス勲章を授与されたり、ローマ教皇ピウス10世に謁見したという。その後はウィーン音楽院でマックス・スプリンガーに師事。1924年に卒業後はミラノやローマを中心に音楽活動を続け、指揮者として世界各地のオーケストラに客演した。
残されている音源はロシアのオーケストラとのものが多く、ここでもソビエト国立SO.との演奏が聴ける。この指揮者の解釈はストレートでアグレッシヴな印象。そこがソビエトのオーケストラと見事な調和を生んでいると言えよう。モノラル録音。
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