| 内容説明 |
クレンペラーのブルックナー「第9番」は1970年のニュー・フィルハーモニアO.との録音が有名だが、体調も万全とは言えない85歳での録音だけに、決して満足のいく出来ではなかったように思う。
それに比べて当盤は、49歳での脂の乗った時期のライヴで、しかもオーケストラもアルトウーロ・トスカニーニ時代のニューヨークPO.という事で全く違う仕上がりとなっている。オーケストラは粗いが、晩年の録音のような重々しさは感じられず、ある意味、小気味良い演奏とも言える。但し、古い録音だけに音質は決していいとは言えない。モノラル録音。
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