内容説明 |
イギリス、エセックスに企画室を置く新レーベルMAGISTRALEからスクロヴァチェフスキ最晩年のライヴが登場。92歳という超高齢でありながら、ここまで尖った音楽を創造していることに驚かされる。この年2016年の1月には読売日本SO.とやはりこの「第8番」を披露し、これが日本最終公演となった。マレク・ヤノフスキに15年にわたって率いられたベルリン放送SO.は当時最高の状態にあり、ドイツのオーケストラの匂いが充満している点も嬉しいところ。スクロヴァチェフスキのブルックナーはリラックス感からは程遠い、ピリピリした緊張感に満ち、それでいながら圧倒的なスケールの大きさも兼ね備えている奇跡の名演。第3楽章がやたらと遅く、フィナーレは一転して凄まじい高速になるスクロヴァ流儀がここでも徹底している。ご遺族の全面協力を得て、今後もヨーロッパ、アメリカでの名演が登場予定。日本が世界に誇るフォーマットであるUHQCDであることも注目の名演。(代理店の解説より)
|