| 内容説明 |
カール・アウグスト・ビュンテ(1925~)はベルリンで生まれ、セルジュ・チェリビダッケなどに師事した(ウィルヘルム・フルトヴェングラーにも学んだとの話もある)。1949~1967年にベルリンSO.の首席指揮者を務め、1967年9月に新たに組織されたベルリンSO.でも1973年まで首席指揮者を務めた。ちなみにベルリンSO.だが、東西分裂時には同名のオーケストラとして東西にひとつずつ存在した。東ベルリンに1952年創立されたベルリンSO.はBerliner Sinfonie-Orchesterと称し、西ベルリンのベルリンSO.は1967年に創立されたBerliner Symphonikerである。旧東ベルリンの方は2006年に現在のベルリン・コンツェルトハウスO.に名称変更になり、旧西ベルリンはそのままの名で残っている。ビュンテが1967年から首席指揮者になったのは、西ベルリンのBerliner Symphonikerであるが、年代的に考えると1949~1967年に振っていたのは、東ベルリンのBerliner Sinfonie-Orchesterだと思われるが確証は取れない。またビュンテは来日して日本のオケを振ったり、一時期東京芸大の教授も務めた。1989年には関西PO.を振ったベートーヴェン「第9番」もレコーディングしている。
無名に近い指揮者ながらも、その芸風はフルトヴェングラーに影響された面も見られ、興味が尽きない。モノラル録音。
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