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ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲 グラドヴァ

ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲 グラドヴァ

レーベル名 EVERSEEN
品番 EVS-1069-M
内容 ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲
モーツァルト/2台のピアノのためのソナタ
                ニ長調K.448(*)
演奏者 ギッタ・グラドヴァ(P)/
ジョン・バルビローリ/
ニューヨークPO./
ウラディミール・ホロヴィッツ(P)(*)
録音 1940年12月 ニューヨーク
1950年1月 シカゴ(*)
内容説明 ギッタ・グラドヴァ(1904-1985 本名:ガートルード・ウェインストック)はシカゴ生まれのアメリカのピアニスト。彼女は10代になる前からすでにシカゴでソリストとして演奏しており、13歳でニューヨークに行ってさらにそのピアノに磨きをかけ、19歳の時にはニューヨークPO.と共演した。その頃にはセルゲイ・ラフマニノフやウラディミール・ホロウィッツとも親交を持ち、アルトゥーロ・トスカニーニは彼女のピアノを賞賛した。グラドヴァは1935年にヨーロッパでツアーを行い、1938年と1941年にシカゴのラヴィニア音楽祭に参加した。1942年に表舞台を引退したが、教師として指導に当たったり、自宅で友人や客人のために演奏した。彼女はジェームズ・レヴァインとシカゴSO.のソリストとして演奏会への復帰を計画していたが実現に至らず、1985年にシカゴで80歳で亡くなった。
グラドヴァの音源はほとんど皆無に近く、わずかなライヴ音源くらいしか見当たらない。バルビローリとのラフマニノフが結構聴きやすい音質で残ていたのは実にラッキーと言うしかない。かなり明快な演奏でタッチの強さが際立っている。但し、途中で音飛び箇所があるのが残念。
またホロヴィッツとのモーツァルトが実に貴重。グラドヴァはシカゴに住んでいたが、ホロウィッツはシカゴ市と長く充実した関係を築き、北東部以外のどのアメリカの都市よりも頻繁に演奏していた。そして何十年もの間、グラドヴァとは親しい友人で、シカゴに来た際にはホテルの代わりにグラドヴァの家に泊まったことが多かったらしい。ホロヴィッツはシカゴのオーケストラホールで演奏する時は、いつもは2日公演だったが、シカゴでの最後の公演である1986年10月26日は1回しか出演しなかった。これはグラドヴァが前年に亡くなったことを思い出させたからだろうと言われている。
この2人の貴重なモーツァルトはおそらくホロヴィッツがグラドヴァの自宅を訪れた際にプライヴェートで収録したものだろう。わずかに言葉を交わしながら和やかに演奏する様が強烈に伝わってくる。音質は必ずしも良いとは言い難く、各楽章で音量や左右のバランスに不安定さやバラつきがあるが、プライヴェート録音ゆえ、これは致し方ないだろう。しかしながら、まずまず聴ける音質で全楽章収録されている事は何とも有難い事である。モノラル録音。
価格 ¥ 2,200(税込)
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