内容説明 |
コンスタンティン・シルヴェストリ(1913-1969)はブカレスト生まれのルーマニアの指揮者。ブカレスト国立音楽大学に学び、1930年に指揮者としてデビューした。ルーマニア国立放送O.の首席指揮者、ジョルジェ・エネスクPO.の音楽監督を歴任し、1963年にはイギリスのボーンマスSO.の首席指揮者となる。また1964年に来日してNHK SO.を指揮している。1967年にイギリスに帰化しており、ロンドンで没した。作曲家としても優れた作品を多数残している。
シルヴェストリはチャイコフスキーおよびドヴォルザークの後期3大交響曲などの代表盤を始めとして録音はまずまず多いが、独墺系レパートリーの録音は極めて少ない。当盤にはモーツァルトやブラームスが含まれており、シルヴェストリの稀少なレパートリーが存分に楽しめる。モノラル録音。
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