| 内容説明 |
カール・リヒターは言うまでもなくバッハの権威で、独Grammophonの古楽専門レーベルである独Archivに膨大な数の録音が残されているが、演奏会においてはリヒターはバッハ以外の作曲家もかなり取り上げており、ベートーヴェン、シューベルト、ブルックナーなども多く演奏している。それらの作曲家の作品でも、やはり声楽曲や宗教音楽を好んで取り上げるのはいかにもリヒターらしいが、ここではブラームスの「ドイツ・レクイエム」が聴ける。こんな演奏が残されていたのは、やはり驚きである。リヒターの指揮はバッハの時ほどの堅さはないが、それでも通常のロマン派的な演奏とは趣が異なる。フランスのオーケストラを使用している点にも注目である。
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