| 内容説明 |
ケンペのブラームスの交響曲といえば、2つの全集(ベルリンPO.とミュンヘンPO.)がある。ベルリンPO.との全集は1955年から1960年にかけてのもので「第2番」と「第4番」がモノラル録音。またミュンヘンPO.との全集は1974年から1975年にかけて録音された。このBBC SO.との「第3番」はちょうどその中間となる1960年代の演奏で、残念ながらモノラルではあるが、いかにもケンペらしい実直な解釈。2つの全集はドイツのオーケストラだったが、イギリスのオーケストラというのも興味をそそる。
そして、シェーンベルクはケンペのレパートリーとしては極めて珍しい。セッション録音では見られなかった作曲家ではないだろうか。シェーンベルクの初期作品はブラームスやワーグナーの影響も見られるだけに、ケンペが手を付けなかったのは不思議にも思える。演奏はさすがにケンペならではの堅実なもので、見事な弦楽合奏が聴ける。モノラル録音。
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