内容説明 |
アバドの名を一躍広めた演奏会のライヴ録音。アバドは1959年に指揮者デビュー後、イタリアを中心にヨーロッパで活動し、1963年にニューヨークでミトロプーロス国際指揮者コンクールで1位となり、レナード・バーンスタインの助手となる。その後、ベルリン放送SO.に客演した際、ヘルベルト・フォン・カラヤンの目に留まり、1965年のザルツブルク音楽祭でのウィーンPO.の演奏会に招待される。「復活」を取り上げたのは、バーンスタインの同曲のリハーサルを見ていた事も影響したらしい。
アバドの同曲音源は4種ある。
◎ウィーンPO.(1965年8月 ※当ライヴ)
◎シカゴSO.(1976年2月)
◎ウィーンPO.(1992年11月)
◎ルツエルン祝祭O.(2003年8月)
アバドは後年この演奏について「改めて聴き直すと、悪くはなかったと気づいた。もちろん変更すべき箇所は数多くあったが、より自然発生的であることから、いくつかの部分は1976年のシカゴSO.との録音より優れていると思う」と語っている。
モノラル録音。
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