内容説明 |
レオン・フライシャー(1928-2020)はサンフランシスコ生まれのアメリカのピアニスト。4歳でピアノを学び始めて8歳でデビューし、16歳でピエール・モントゥー指揮のニューヨークPO.と共演し、後にはアルトゥール・シュナーベルにも師事した。1952年にエリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門で第1位入賞するも、局所性ジストニアを患って1960年代に右手の自由を失った。その後、2000年代にボトックス療法によって右手が回復するまで、左手だけのレパートリーによって演奏を続けた。
当盤は、1944年の演奏なのでフライシャーは16歳。まさに先述した、モントゥー=ニューヨークPO.との記念すべきライヴなのである。16歳の少年とは思えないテクニックに圧倒される。モノラル録音。
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