内容説明 |
セル=クリーヴランドO.の唯一の来日公演である1970年万博クラシックでも大絶賛されたのが「英雄」。この曲はスタジオ録音が1957年だったので、当ライヴはその10年後となり、息のあったコンビネーションが楽しめる。クリーヴランドO.は完璧にセルの意図を汲み取っていながらも、そこに息詰まるような窮屈さやせせこましさがまるでなく、むしろ豪快で劇的な人間臭い表現を成し遂げる。ヨーロッパ音楽の理想をアメリカのオーケストラで完成させた巨匠セル。オーケストラと指揮者の理想的な関係が見事に記録されている。良好なステレオ・ライヴ録音。(代理店の解説より)
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