内容説明 |
クレツキのマーラー「大地の歌」はウィーンSO.(1954年ライヴ)、フィルハーモニアO.(1959年セッション)があるが、ウィーンSO.盤は独唱者がアルト(オラリア・ドミンゲス)とテノール(セット・スヴァンホルム)、フィルハーモニアO.盤がテノール(マレイ・ディッキー)とバリトン(ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ)であった。
当盤はアルト(オラリア・ドミンゲス)とテノール(ヨーゼフ・トラクセル)で、ウィーンSO.盤と同じ組み合わせで、アルトもオラリア・ドミンゲスを再度起用している。この事からもクレツキは「アルト&テノール」版がお好みなのかも知れない。
オーケストラがチェコPO.というのも実に魅力的。なお、第2楽章冒頭から数小節の欠落がある。
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