内容説明 |
リヒテルには同曲の録音がセッション、ライヴを含めて数多くある。
①エーリッヒ・ラインスドルフ=シカゴSO.(1960年10月)
②ロリン・マゼール=パリO.(1969年10-11月)
以上セッション録音
➂クルト・ザンデルリンク=ソビエト国立SO.(1951年3月)
➃エフゲニー・ムラヴィンスキー=レニングラードPO.(1951年5月)
⑤ジョルジュ・ジョルジェスク=モスクワ国立O.(1958年4月)
⑥シャルル・ミュンシュ=ボストンSO.(1960年11月)
⑦ヴィトルド・ロヴィツキ=フランス国立放送O.(1961年10月)
以上ライヴ録音
これ以外にも音源はあると思うが、ラインスドルフとのセッション録音が特に名演とされる事からしても、やはり1950年代後期から1960年代初頭がこの曲においてのリヒテルの絶頂期と思われる。
そこでこのブダペストでのライヴは時期的にも好演の1つに入る。指揮者コロディとの相性も抜群で、リヒテルに歩み寄った指揮ぶりに好感が持てる。モノラル録音。
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