内容説明 |
シェリング得意のブラームス。ピエール・モントゥー=ロンドンSO.(1958年)、アンタル・ドラティ=ロンドンSO.(1962年)、ベルナルド・ハイティンク=コンセルトヘボウO.(1974年)の3種類のセッション録音があるが、ドラティ盤とハイティンク盤のちょうど中盤にあたる最良の時期である。確かなテクニックと知的な解釈はいつもながらで、同曲最高のヴァイオリニストである事を再認識する。
アントニオ・デ・アルメイダは、ポルトガル人の父とアメリカ人の母のもとに生まれたフランスの指揮者。アルゼンチンでアルベルト・ヒナステラに音楽理論を学んび、パウル・ヒンデミット、セルゲイ・クーセヴィツキー、ジョージ・セルらの薫陶を受ける。ちなみに指揮者デビューは1949年で、奇しくも当盤で聴けるポルトガル放送SO.との共演であった。モノラル録音。
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