内容説明 |
巨匠ジョージ・セル晩年のライヴ録音。「第92番」はセルが特に実演で好んで取上げた愛奏曲で、清潔でクールな音色で繰り広げられる熱い演奏。リズム感の良さが隅々まで行き届いた完璧な演奏と言えよう。そして得意ののブラームス「第1番」は何とCBSスタジオ録音の翌日という注目のライヴ。ここでのセルは、曲頭から馬力全開で聴衆を圧倒。第2楽章の切ない歌、第3楽章の感情移入たっぷりの焦燥、そして圧巻のフィナーレ。ウィルヘルム・フルトヴェングラーをも凌ぐテンポ変化、アッチェレランドを駆使し、壮大な仕上がりとなっている。(代理店の解説より)
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