内容説明 |
カラヤンにとってブルックナー「第8番」は勝負曲であった。ウィルヘルム・フルトヴェングラーの後任としてベルリンPO.戦後初のアメリカ・ツアーを率いた1955年も、ベルリンPO.との不協和音が囁かれる中で敢行した生涯最後のウィーンPO.、ニューヨーク公演もこの曲を轟かせて批判の声を封じ込めた。当演奏は伝説の1966年日本公演の直後に行われたヨーロッパツアーから名ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウで行われた凄絶なライヴ。壮麗な音響、荒々しいまでの推進力、絶望に至るほどのカタルシス。他国客演時では常日頃より燃え上がるのがカラヤン。スタイリッシュなだけでない汗をかくカラヤンを味わいたいならこれは必聴!英日のライナーノート付。(代理店の解説より)
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