| 内容説明 |
アルフレッド・ウォーレンスタイン(1898-1983)はシカゴ生まれのアメリカの指揮者。1915年、17歳でサンフランシスコSO.のチェロ奏者となり、1919年にロサンゼルスPO.、1922年にはシカゴSO.のチェロ奏者として渡り歩き、1929年から1936年まではアルトゥーロ・トスカニーニ率いるニューヨークPO.のチェロ奏者として在籍した。1931年にニューヨークの放送番組で初めて指揮をし、1943年に古巣のロサンジェルスPO.に音楽監督として返り咲き、1956年までその任に当たった。
録音は様々あるが、特に有名なのは伴奏指揮者としてベルリンPO.を振った、ピエール・フルニエとのエルガー「チェロ協奏曲」とブロッホ「シェロモ」だろう。また、ヤッシャ・ハイフェッツやアルトゥール・ルービンシュタインらとも多くの録音を残している。
当盤はズービン・メータの音楽監督時代に客演した際のオール・ブラームス・プロ。中でもジュリアス・カッチェンとの共演は、伴奏指揮者としても敏腕だったウォーレンスタインの面目躍如たる名演。モノラル録音。
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