内容説明 |
セルは第二次世界大戦後はアメリカを本拠としたが、毎シーズン、ヨーロッパに戻って客演指揮活動を行っていた。その中でも1949年に初出演したザルツブルク音楽祭には、死の前年の1969年まで数多く出演した。オーケストラはウィーンPO.、ベルリンPO.、シュターツカペレ・ドレスデン、アムステルダム・コンセルトヘボウO.、フランス国立放送O.、そして主兵のクリーヴランドO.など名門ばかりで、チェコPO.とは1963年の1回のみ共演した。
このザルツブルクでの一期一会はオール・ベートーヴェン・プロという、自信たっぷりのプログラムで、どの曲もセルの推進力たっぷりの名演。モノラル録音。
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