| 内容説明 |
ヴァン・クライバーン(1934-2013)は、1958年に芸術面でのソビエトの優越性を誇るために企画された世界的に権威のある「第1回チャイコフスキー国際コンクール」において23歳で優勝。冷戦下のソ連のイベントで優勝したことにより、一躍アメリカの国民的英雄となった。アメリカでの凱旋公演では、コンクール本選で指揮を担当したキリル・コンドラシンを帯同させ、録音も行った。この優勝を祝して「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」が1962年より開催されている。
しかしその後は長期のブランクに入り、1980年代には公の場で演奏する機会はほとんど無く、ピアニストとして成熟する機会を失ってしまう。ヒーローとして持ち上げられ過ぎて、進むべく道を見失ってしまった結果と言えよう。
当盤は、そんなクライバーンが絶好調の時期の演奏で、イギリスにわたってピエール・モントゥーと共演した貴重なライヴ。モノラル録音。
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