内容説明 |
マタチッチによるリストの傑作交響曲。1956年にドレスデン国立歌劇場、1961年にフランクフルト市立歌劇場の音楽監督に就任したマタチッチにとってこの合唱、独唱を伴う作品はお手のものだったであろう。
独唱のアマデオ・ベルディーニ(1919–1964)は、イタリアのドラマティック・テノールで、1948年頃サン・カルロ劇場でデビュー。歌曲や宗教曲でも活躍し、1952年に法皇ピウス12世の御前演奏に出演した他、ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ローマ聖チェリーリア音楽院O.によるベートーヴェン「第9番」のソリストにもなっている。
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