内容説明 |
オーケストラ・ビルダーとしても高名なポール・パレ―は、1952年にデトロイトSO.の音楽監督に任命され1963年に退任するまで、米Mercuryに数々の録音を残しており、まさにこのオーケストラの名声を高めた第一人者である。当盤はマーラーをメインとした、貴重な当日全曲プロ。メンデルスゾーンでのソリスト、アーノルド・スタインハート(1937-)は、ロサンゼルス生まれのアメリカのヴァイオリニストで、1959年から1963年までジョージ・セルの招きでクリーヴランドO.の副コンサートマスターを務め、1964年からグァルネリSQを結成し、その四重奏団の第一ヴァイオリン奏者として活躍した。
なお、マーラー第5楽章終盤で、一瞬だがアラーム音のようなノイズ箇所あり。モノラル録音。
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