内容説明 |
リチャード・バーギン(1892-1981)は、ポーランド出身のヴァイオリン奏者。6歳でヴァイオリンを始め、1903年にはベルリンでヨーゼフ・ヨアヒムの指導も受けている。1914年にはワルシャワPO.のコンサートマスターを務め、1920年にアメリカに渡ってボストンSO.のコンサートマスターとなり、1927年からはセルゲイ・クーセヴィツキーのアシスタントとして指揮をするようになった。なお、1960年のボストンSO.の初来日時にはシャルル・ミュンシュ、アーロン・コープランドと共にバーギンも指揮者として名を連ねている。ちなみに演奏曲はマーラー「交響曲第10番~アダージョ」、チャイコフスキー「交響曲第5番」などであった。
ここでのシベリウスは表情豊かで、最終楽章ではなかなかの盛り上がりを見せる実に聴き応えのある演奏となっている。
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