内容説明 |
何とマルティノンのヴェルディ「レクイエム」が登場。何かと波乱に富んだシカゴSO.時代を終え、フランス国立放送O.の音楽監督に就任した時期の演奏である。新たな主兵との充実の演奏で、この劇的な作品の真髄を見せつける。
ちなみに、マルティノンはシカゴSO.時代にも1回だけ取り上げている。以下がそのデータであるが、音源は発見されていない。
November 14, 15, and 16, 1968 (Orchestra Hall)
Jean Martinon, conductor
Chicago Symphony Orchestra
Martina Arroyo, soprano
Carol Smith, mezzo-soprano
Sándor Kónya, tenor
Malcolm Smith, bass
Chicago Symphony Chorus
Margaret Hillis, director
これはまさにシカゴSO.を去る間際のライヴと思われるが、最初で最後のプログラムだけに、さぞかし鬼気迫る演奏だったと推測される。フランス国立放送O.との当盤の演奏はその半年後のものだが、オーケストラのカラーは違えど、マルティノンの解釈に変わりはない。モノラル録音。
<廃盤>
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