内容説明 |
セルが初めてニューヨークPO.の指揮台に立った記念すべきライヴ。得意のドイツ音楽を中心とした、実にセルらしいプログラム。セルは1946年から死去する1970年までクリーヴランドO.の音楽監督だったが、ニューヨークPO.にも頻繁に客演し、この1943年の初登場から亡くなる1970年まで、実に100回を超えるコンサートを指揮しており、米CBSにいくつかの録音もある。1969年にはミュージック・アドヴァイザー兼首席客演指揮者に就任したが、僅か1年で死去してしまったのが惜しまれる。演奏は言うまでもなく、セルらしいキビキビしたもの。モノラル録音。
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