内容説明 |
バーンスタインは1958年にニューヨークPO.の音楽監督に就任するが、当盤はその翌年の東欧、ソビエト楽旅でのレニングラードにおけるライヴ。本来はフリッツ・ライナーとシカゴSO.がそのツアーを行う予定だったらしいが、ライナーが健康上の都合でキャンセル。その代役としてバーンスタインとニューヨークPO.が決定したらしい。両曲とも演奏は実に壮絶そのもの。東西冷戦下でもありバーンスタインはいかにもソ連の聴衆に牙をむくかのような激しい演奏を繰り広げる。特にブラームスは今にもオケが崩壊しそうなほどの凄演。当時のバーンスタイン=ニューヨークPO.の生々しい凄さを感じる。モノラル録音。
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