内容説明 |
ミトロプーロスはニューヨークPO.を全部で505回振ったが、マーラーの「第5番」は1959年12月31日~1960年1月3日の4回だけである。これは定期公演ながら、マーラー生誕100年、そしてマーラーが音楽監督として同オーケストラを振ってから50年経つ、その両方の記念公演の「マーラー・フェスティヴァル」の一環をなすものである。ラジオ放送されたのは、4回公演のうち1960年1月2日の公演のみで、マーラーの前にベートーヴェンの「大フーガ」も演奏されている。全て暗譜で振っていたミトロプーロスの実に力強い熱演で、カーネギーホールでの響きも生々しい貴重音源。モノラル録音。
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