| 内容説明 |
米Westminster WL5182原盤。
ディーン・ディクソンはアフリカ系アメリカ人の指揮者だが、その生涯は必ずしも恵まれたものではなかった。 1941年にNBC SO.を指揮、また同年に黒人としては初めて振るニューヨークPO.とのデビュー・コンサートを行い大成功するが、アメリカのどのオーケストラからも常任指揮者のオファーはなく、生活のためにアマチュア・オーケストラの指導などもした。だが1949年ヨーロッパに渡り、1950年から1951年まで創立間もないイスラエルPO.の指揮台に立った後、スウェーデンのエーテボリSO.(1953-1960)、フランクフルト放送SO.(1961-1974)、シドニーSO(1974-1976)の首席指揮者を次々と歴任する。
このシューベルトはディクソンの隠れた名盤といっても過言ではない実に充実した演奏。モノラル録音。
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