内容説明 |
これが没年の演奏と言うことが信じられないアーベントロート会心の名演。爆演中の爆演であるブラームス「第1番」がUHQCD化。すっかり東ドイツの人になっていたアーベントロートが、珍しくバイエルン国立歌劇場管弦楽団(バイエルン国立O.)の定期演奏会である「アカデミー・コンサート」に登場。冒頭からして力こぶが盛り上がる様な雄々しく逞しいサウンドに圧倒される。剛直でセンチメンタリズムに堕さない第2楽章、疾走する第3楽章、そして白眉は勿論の事フィナーレで、物をぶっ壊すかのようなティンパニの強打、旋律美が壊れるのを無視してまでブロック的に楽想を分断し、思う存分の変化をつけまくる超個性的解釈!これはアーベントロート屈指の名演として名高いもの。この前日には同会場でハンス・クナッパーツブッシュがミュンヘンPO.と演奏会を開いていたと言う正に神々の時代の記録。至高音質として知られたDisques Refrain盤のマスターを使用。テープの傷は可能な限り修正しUHQCD化。英語、日本語のライナーノート付。(代理店の解説より)
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