内容説明 |
マッシモ・フレッチャ(1906-2004)はイタリアの指揮者。1923年にフィレンツェのケルビーニ音楽院に進学してルイジ・ダッラピッコラらと親交を結び、その後にウィーンに出てフランツ・シャルクに影響を受け、パリに行った際にはイーゴリ・ストラヴィンスキーをはじめとする芸術家たちと親交を結んだ。 1933年から1935年までブダペストSO.の指揮者を務めた後、1937年にニューヨークへ行き、ニューヨークPO.を指揮してアメリカ・デビューを果たす。ハバナPO.(1939-1943)、ニューオーリンズPO.(1944-1951)、ボルティモアSO.(1952-1959)、そしてローマ放送SO.(1959-1963)の首席指揮者を歴任し、その後は世界各地のオーケストラに客演した。日本にも1967年5月にNHK SO.の招きで来日し、3回の定期演奏会を指揮している。 このラフマニノフは着任早々の手兵とのライヴでイタリア人らしい快活な演奏。モノラル録音。
|