内容説明 |
ユダヤ系ロシア人のセルゲイ・クーセヴィツキー(1874-1951)は、モスクワで音楽を学んだ後、コントラバス奏者として活動を始める。そして1908年にベルリンで指揮者デビューを果たし、1924年にボストンSO.常任指揮者に任命され、アメリカに移住する(1941年にアメリカ合衆国市民権を取得)。それから24年に亘って指揮者を務め、ボストンSO.を世界的水準を持ったオーケストラに育て上げた。
当盤収録のバーバー「第2番」はこのコンビによって1944年3月3日に初演されたとの記録があるので、当ライヴは翌日の演奏となるが、もしかすると当ライヴのデータが4日ではなく3日の可能性もある。いずれにせよ、初演時のライヴであり貴重な音源には変わりない。モノラル録音。
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