内容説明 |
ウィーンで生まれたオーストリアの指揮者フリッツ・マーラー(1901-1973)は作曲家グスタフ・マーラーの血統で、父親はグスタフ・マーラーの従兄弟である。 ベルリン放送SO.、ドレスデンPO.、デンマーク国立SO.などの指揮者となるが、1936年にアメリカに渡る。そして彼は1939年から亡くなるまでニューヨークのジュリアード音楽院で長年教鞭をとった。また1947年から1953年までエリーPO.の音楽監督、1953年から1962年までハートフォードSO.で音楽監督を務めた。写真を見るとやはりグスタフ・マーラーに似ている感じがする。
蘭Philipsにマーラー「嘆きの歌」の録音があるが、ライヴも含めて極めて音源は少ない。グスタフ・マーラーの血を受け継いだフリッツが振る「第5番」のライヴ音源は実に貴重。モノラル録音。
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