内容説明 |
羅Electrecord ECE-0142原盤。
ミルチャ・バサラブ(1921-1995)はブカレスト生まれのルーマニアの指揮者。1940年から1948年までブカレスト音楽院に在籍し、ミハイル・ジョラに対位法と作曲、ジョルジュ・ブレアズルに音楽理論、コンスタンティン・ブライトイウに音楽史などを教わる。1940年代後半から作曲活動をはじめ、1951年からブカレスト音楽院の講師を務めた。 1953年にブカレスト人民議会アンサンブルを指揮して指揮者としての活動を始め、その後はブカレストのジョルジュ・エネスクPO.に客演するようになり、1964年から1986年に引退するまで同オーケストラの常任指揮者を務めた。 バサラブも録音は非常に限られており、音源の入手が困難な指揮者の一人である。当盤でチャイコフスキーの大曲が聴けるのは実にありがたい限りである。
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