内容説明 |
バルビローリは1936年から1943年までニューヨークPO.の首席指揮者を務めた。30代の若さで抜擢されるが、巨匠アルトゥーロ・トスカニーニの直後だけあってその重責は想像を絶するものだったと思われる。
だが、この若い指揮者はマーラー、そしてエルガーやヴォーン・ウィリアムズなどのイギリス音楽をプロに加える事で新しい風をオーケストラに注いだ。
このマーラー「第1番」は猛者揃いのニューヨークPO.を相手に若々しくも重厚な演奏を展開しており、マーラー指揮者としての片鱗を覗かせている。モノラル録音。
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