内容説明 |
米Columbia ML4015原盤。
ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)にとっては、このオーマンディとのブラームスは1928年のハミルトン・ハーティ盤と1959年のハーバート・メンゲス盤のほぼ中間に位置する録音となるが、最もシゲティらしくない演奏かも知れない。ヴァイオリンがこのオリジナル盤では少々オフ気味な録音のせいもあるが、やはりオーマンディとフィラデルフィアO.の強烈なバックに聴き手が圧倒される感もある。伴奏指揮者として優秀なオーマンディだが、当録音ではソリストを食ってしまったという印象だ。
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