内容説明 |
米Everst SDBR3050原盤。
レオポルド・ルードヴィヒ(1908-1979)はモラヴィア出身の指揮者で、ウィーン音楽院で学び、ドイツやチェコの歌劇場で修行時代を過ごす。ウィーン国立歌劇場、ベルリン市立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場など、主に歌劇場で活動するが1950~1960年代にはDGでの録音も多く手掛けており、ベルリンPO.との数種の録音も遺されている。このマーラー「第9番」は同曲最初のステレオ録音となるもの。全体的に速めのテンポを取った、どちらかと言うと情念といったものを取り去った淡白な演奏だが、これがこの指揮者の持ち味でもある。ステレオ録音。
|