内容説明 |
米Cook 1060原盤。
ウィリス・ペイジ(1918-2013)はロチェスター生まれのアメリカの指揮者。イーストマン音楽学校でコントラバスとチューバを学び、指揮をピエール・モントゥーに学ぶ。セルゲイ・クーセヴィツキー時代のボストンSO.のコントラバス奏者となり、アーサー・フィードラー率いるボストン・ポップスO.にも参加した。その後1940年から1955年の15年間、ボストンSO.の副指揮者を務めた。また読売日本SO.の創設にも携わり初代常任指揮者となった。この録音のオケであるボストン新管弦楽協会O.の実態は定かではないが、おそらくはボストンSO.のメンバーも参加しているのかも知れない。演奏は豪快そのもので、重厚さには少々欠けるものの快適なテンポで進む好演。いかにもアメリカンなブラームスと言えよう。
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