内容説明 |
独ConcertHall Society M-2245原盤。
ワルター・ゲール(1903-1960)はベルリン生まれのドイツの指揮者だが、シェーンベルク門下で、どちらかというと作曲家として活動を始めている。ユダヤ人であったため、ナチスから逃れるべくイギリスに亡命し1939年まで英Columbiaのディレクターを務めながら指揮活動に専念した。録音はConcertHall Societyに数多く残されており、明快な演奏を身上として地味ながらも多くの信奉者を得た。この「第9番」はフランクフルト放送SO.を振ったもので、まさに颯爽とした快演。なお当録音の他にアムステルダムPO.とのオランダでのセッション録音というもう1つの「第9番」の録音があるらしい。モノラル録音。
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