| 内容説明 |
米Columbia ML4016原盤。
アルトゥール・ロジンスキ(1892-1958)はポーランド人の両親のもとオーストリアで生まれた。早くからアメリカを活躍の拠点とし５大メジャーオケのほとんどのポストを得ている。またトスカニーニの抜擢でNBC SO.の練習指揮者となり、トスカニーニ好みのオケに徹底的に鍛え上げたその厳しすぎる指導法は有名である。それはニューヨークPO.の音楽監督時代にその権限から大リストラを敢行した事でも分かる。このブラームスはそんなロジンスキを象徴するかのような堅固で厳しい、いかにも「巨匠の時代」の風格を感じる演奏だ。第４楽章コーダでのティンパニの追加はオーマンディの手法を思わせる。モノラル録音。
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