内容説明 |
英Parlophone PMC1003原盤。
ウィルヘルム・シュヒター(1911-1974)はボンに生まれたドイツの指揮者。アーベントロートに師事し、主にドイツ国内で活躍した。常任指揮者の地位にあった北西ドイツPO.とは独Imperialに多くの録音を残している。1957年11月にカラヤン=ベルリンPO.の来日公演に同行した際に21日の仙台公演のみ振っており、ドヴォルザーク「新世界」、ストラヴィンスキー「火の鳥」などを披露している。この来日がきっかけとなって1959年にNHK SO.の常任指揮者に就任し様々な作品の日本初演も行なった。当盤はカラヤン時代のフィルハーモニアO.を振ったロシア作品集で、ホルンの主席はもちろんデニス・ブレインだ。色彩豊かなこれらの作品群をシュヒターはキビキビとした棒さばきで聴く者を魅了しブレインのホルンがそれを更に盛り立てる。モノラル録音。
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