内容説明 |
米Westminster WN18074原盤。
ヘンリー・スヴォボダ(1897-1990)はチェコの指揮者で、その録音はWestminsterやConcerthall Societyに数多く残されている。中でもクララ・ハスキルとのモーツァルト「ピアノ協奏曲」やウィーンPO.のメンバーとの同「協奏交響曲」は名盤として語り継がれている。このブルックナーは「第6番」の「最初の商業録音」と言われており、かなり個性的な演奏である。一貫して遅いテンポを取り、特に第2楽章と第3楽章はその遅さに度肝を抜かれる。その結果、非常に濃密な名演となっている。カラヤン統治時代のウィーンSO.だがアーノンクールがチェリストでこの録音におそらく参加(1952~1969年に在籍)しているはずである。
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